三戸なつめ『おでかけサマー』がとても耳に心地よい件
動画が公開されたのはもう3週間くらい前なんですが、三戸なつめの新曲がとても好きな感じなので紹介します。
なんやねんその顔は!
とツッコミを入れたくなるサムネですが、聴いてみると耳に心地よい良曲です。
今回も引き続き中田ヤスタカプロデュースなんですが、
この曲調、
「初期capsuleじゃね!?」
って思う人多いんじゃないのかなぁ……
オシャレでポップでジャジーなこの感じ。
そして弾むようなピアノ……。
やばい、僕の好みド直球です。
何度聞いても飽きないメロディーだし、ラスサビの対旋律も気持ちいいです。
三戸なつめの声も活きていると思いますし。
ヤスタカの曲で何度もPVを見て、聴きたくなるような曲って、
最近あんまり無かったんですが、これは久々のヒットです。
でも歌詞はよくわからんですね。
PV中では「ODEKAKE SUMMER MO SQUI TO YOU」
という字幕が出ますが。
モスキートとユー じゃないのか
MO SQUI TO YOU ってなんか意味あるのでしょうか?
まあ敢えて言うなら「好き」と「YOU」ですかね…
「あなたといたら夏も楽しいよ」的な。無理やりか。
三戸なつめとしては、前シングルの『I`ll do my best』に続くせつな系ポップというやつですね。
なつめちゃん今後もうこの方向性で行くのでしょうか。
『8ビットボーイ』は無かったことになるのでしょうか。
(個人的にはそれでも構わない。というかその方が……)
CDリリースはまだ未定のようですが、
これはリリースされたら間違いなく買ってしまうでしょう。
アルバムとかも年内くらいに出るのかしら。
出すならこんな感じの曲多めでお願いします。
Faint⋆Star『ネヴァエバ』 感想
今回感想を書くのはこれ。
Faint⋆Starの『ネヴァエバ』です。
Faint⋆Starは僕が去年くらいから応援してる二人組のアイドルです。
渋谷系だったりEDMな曲が多いのが特徴。
メンバーの一人が元Tomato n`PineのHINAちゃんということで少し話題にもなったのかな?
そんなFaint⋆Starの4th singleがこの『ネヴァエバ』です。
1. ネヴァエバ
Faint⋆Star - ネヴァエバ (映画『ドクムシ』主題歌)
まぁかっこいいです。ばりばりEDM。
ラストサビ前の間奏なんかは特に音がかっこよくて、ラストサビに向かって盛り上がっていく音とともにテンションあがります。
でもサビの歌詞はちょっと詰めすぎのような気も……
「生命のインフレーション」とかね。
2. Hoozuki
先に言っておくと、このシングルは全曲通してEDMな感じなので、この曲も踊れる感じになってます。
「たそがれ ひぐらし ほおずき ハレルヤ」
という歌詞が繰り返されて頭に残ります。
2人のコーラスが美しい。
曲調とは裏腹に少し切ない片思いの曲です。
3. Ms.Question
アップテンポなアガる一曲。
ライブでみたいです。
語彙が少ないのでまた言いますが、
音がカッコいい!
4. ネヴァエバ -☆Taku Takahashi Remix-
こういうのダブステップっていうんだよね!?
あのフロアで手を上下に揺らす感じのやつ、思い浮かびます。
前回のシングル『Destruction』のリミックスはあまり好みではありませんでしたが、今回のは2曲とも結構好きです。
5. DESTRUCTION -池内ヨシカツ Remix-
こちらも良リミックスだなと思いました。
サビ後の盛り上がりが楽しい。
こっちのリミックスで2人のパフォーマンスを見てみたいです。
総合的には、一枚で世界観が統一されていて何度も聴きたくなるような作品だな、と感じました。
ただ、どの曲もいい曲だけど、頭一つ抜き出るような曲は無かったかなぁとも思います。
あえていうなら、この中では『Hoozuki』が一番好きでした。
ふたりの声も活きていると思います。
あと、EDMなFaint⋆Starだけでなく、渋谷系な、あるいはもう少し落ち着いた楽曲もまた聴きたいです。今回はホラー映画のタイアップもあってこのような楽曲になったのだとは思いますが。
前シングルのカップリング曲『White』とかすごく良いんですよねぇ。
ということで、次のシングル(もしくはアルバム?)にも期待しております。
三戸なつめ「I'll do my best」 感想
せっかくなのでもうひとつ感想を書いておきたいと思います。
三戸なつめの『I'll do my best』です。
Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅと同じ、中田ヤスタカプロデュースです。
『前髪切りすぎた』『8ビットボーイ』に続く、3rdシングル。
1.I'll do my best
三戸なつめ 『I'll do my best』Music Video
これまでの曲『前髪切りすぎた』『8ビットボーイ』では、なにやら面白おかしいっぽい前髪短い人というイメージで、楽曲も結構ふざけているような印象でした。
しかし今回の曲ではガラッっとイメチェンを図ってきたようです。
そしてこれが僕の好みに割とぴったりでした(笑)
歌詞としては新生活応援ソングになっています。
結構深いこと言ってるような言ってないような、「新生活前向きにがんばろう!」みたいな曲です。
個人的に大好きなのがAメロ。三戸なつめのボーカルとバックのメロディーが交互に前に出てきて、なんだか歌謡曲的?な雰囲気が聴いていてとても気持ち良いです。
サビのメロも結構耳に残るし、三戸なつめのストレートな声も結構合っていると思います。
2.もしもクッキング
三戸なつめのこれまでの曲の中では一番好きです。というか、個人的にはかなりの当たり曲!
イントロは初期capsule。ってか『プラスチックガール』だよね。
なんにせよこの時点で期待が膨らみました。
何気に三戸なつめの声質に一番合っているのはこの曲ではないでしょうか。
正直今まで、三戸なつめってなんだか叫んでるような投げやりな歌い方であまり好きになれないなぁ。と思っていたのですが、そのようなある意味での子供っぽさみたいなものが今回とても活きているなぁと感じました。
まず裏で鳴っているピアノがきれい。そしてそれに合わせてストレートに子供っぽく歌う三戸なつめの歌声が耳に入ります。
歌詞はなんだか切なさを感じさせるようなフレーズが多く、
「おなかが空いて 急ぐ帰り道の 街に香る 夕暮れ」
なんて切ないレトロメモリーを思い起こします。
でもそんな歌詞も三戸なつめは元気いっぱいに歌っちゃう。
そのギャップが良いです。
この2曲を聴いてみて、三戸なつめはこういう切ない系?な曲が意外とマッチするのだなぁと気づかされました。
今のところ同じヤスタカプロデュースのPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅほど話題にはなっておりませんが、
今回のシングルを聴いて、今後応援していきたいアーティストの一人になりました。
Perfume『COSMIC EXPLORER』 今さら感想を書く
アルバムだとか、聴いた曲の感想を書き留めておきたくて、ブログを始めてみることにしました。自分のための備忘録的な目的で。
記念すべき一枚目は
Perfumeの『COSMIC EXPLORER』です。
2016年4月6日のリリースなので、もうだいぶ今さら感もありますが…
ずっとこれの感想書きたかったので!
ちなみに現在、COSMIC EXPLORERツアーはまだ見ておらず、セットリストも知らない状況です。
ってことで一曲ずつ。
1.Navigate
何かが始まる予感。
『COSMIC EXPLORER』のライナーノーツサイトでも使われておりました。このサイトで流れているのを聴いたときから、「これはきっとNavigateだろうな」と思っておりましたが、案の定でした。
ここから宇宙へ飛び出していくぞ!という雰囲気を出しつつ、厳かな印象です。
2.COSMIC EXPLORER
アルバムのタイトルにもなっているくらい、このアルバムの核ともいえる曲。
今までのPerfumeらしくない曲調で、壮大なイメージが浮かびます。
この曲を背負って、Perfumeの3人は宇宙探検へ向かうわけですね。
最初は「CAPSULEっぽい音だなぁ」と感じました。嫌いじゃないです(笑)
海外のライブでは盛り上がりそうです。
ツアーではどんな演出になるのでしょうか。この曲の演出はツアーの中でもかなり重要な役割を果たす予感です。今から楽しみ。
3.Miracle Worker
前2曲の壮大なオープニングが終わり、ここから本番!といった感じですね。
ここでも3人の「Woo」というハミングが特徴的です。
サビへの盛り上がり方がたまりません。ライブで飛び跳ねたい。
そして何よりのっちの「起こせミラコォ!」でしょう。
初めて聴いたときにはその勢いに笑ってしまいましたが、何度も聴いているうちにかっこよく聴こえてきたような、気がしないでもないような……
今回のアルバムで僕が一番好きな曲はこれです。
ところで、僕にはなぜこの曲がこのタイトルなのか良く分かりません…
4.Next Stage with YOU
まずイントロのギターカッティングに驚く。
「あああー」「うううー」ってめっちゃ言ってます。
メルセデスベンツのCMでちょろっと聴いた時とはだいぶ印象の違う曲になりました。
いろんな方のレビューなどを見ていても、この曲は人気が高いようです。
間奏の部分に『透明人間』のメロが入ってるような気がするのは私だけでしょうか。
ヤスタカの遊び心かと思ったのですが……。
5.STORY
昨年の3:5:6:9ツアーで披露されたのと同じバージョンでした(自信はない)
ここからアルバムの第2スタートを切るといった感じでしょうか。
曲前半のカウントダウンにぞくぞくします。聴いていて気持ちの盛り上がる曲。
全開のツアーでこの曲をあの凄い演出で披露してしまった以上、今回のツアーでどのような演出にするのか、そもそも披露するのか気になるところです。
6.FLASH (Album-mix)
全然違う曲やん……。
ということでかなり大胆にアレンジが施された曲です。
アルバムのリード曲でもあったので、原曲からそんなに大きな変更はないかな?と思っておりましたが、甘かったです。
ばりばりダンスフロア仕様?原曲ではサビにあった、一番の盛り上がりを、サビ後の間奏に持ってきました。
しかし最後にはきちんとサビに盛り上がりを持ってきている。
ヤスタカ、粋な事しやがるぜ……!
しかし、FLASHの配信が好調ないま、このmixがアルバムの売上に影響しているのではないかと少し不安に思っております。
7.Sweet Refrain (Album-mix)
ここからようやく既存曲。
原曲にあったダブステップアレンジが消え去り、落ち着いた印象になりました。
アルバムの流れを変えるのに一役買っている、という感じです。
個人的には原曲のほうが好きかもしれませんが、アルバムに入るのはこちらのmixでよかった。
8.Baby Face
最後のアルバム曲。
あ~ちゃんの歌いだしがかなり印象的。少したどたどしい感じのする発音にも癒されます。
全体的にバックの音はかなり少なめで、ボーカル中心。
その分3人のユニゾン部分も綺麗に浮き立っています。
今までのPerfumeでは考えられないような曲だと思います。だがそこがいい。
9.TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix)
この曲もあ~ちゃんが歌いだし。
こちらも『Sweet Refrain』同様、原曲よりも落ち着いた印象。
でもあんまり変わってないかな?
ピアノパートが好きです。
10.STAR TRAIN (Album-mix)
最初聴いたとき「わ、和太鼓…!?」となりました。きっと原曲を聴いたことのある人ならそう思うに違いない。
シングルの時のようなアニバーサリー感(?)はどこへやら。
これはこれで面白いですけどね。いいのか、これで。
ライブではこの曲やるのでしょうか。やるとしたこのアレンジで?
うーん、ステージ上にふんどし締めた男性ホルモン強そうな漢があがってきて和太鼓叩いてる姿しか思い浮かびません。
11.Relax In The City
このアルバムはこの曲のためにあったのではないか、と思えてなりません。
それくらいこの曲がこのアルバムの中で綺麗に響いているように感じます。
バックの音が特に綺麗です。色々な情景が浮かび上がる。
シングルのときから大好きな曲でしたが、何度聞いても飽きない曲だなぁと思っております。
今回のツアーでやってくれるよね…?
12.Pick Me Up
『Relax In The City』とは違う意味で、この曲すごく浮いてる気がします。
他の曲をあれだけ落ち着いた、アルバムの統一感を出すためのmixにしていたのに、
これはこのままなのか、と。
でもこういう曲もないと後半だれるしなぁ。
既存曲の中では一番知名度のある曲でしょうから、安易にリミックスできなかったとか、そういう大人の事情もあるのだろうか…?
なんてつい勘ぐってしまいます。
でもライブで見るのは楽しみ。
13.Cling Cling (Album-mix)
開始数秒「この曲も結構原曲通りかな?」と思わせておいてからのどんでん返し。
「え、まるで違う曲やん!」
JPNツアーで『シークレットシークレット』と見せかけてメドレーが始まった時のしてやったりなあ~ちゃんの顔が思い浮かびます…。
これはこちらのmixの方が好みです。拍がはっきりして、のりやすい感じ?
ダンスとかも変えてくるのでしょうか。ライブで見たい。
14.Hold Your Hand
ぴーすふるな曲。
今までのアルバムのラストと比較すると、あまり「アルバム終わり!」といった感じはありませんが、この曲を聴くとあのリリックビデオが思い浮かんで、「PerfumeはみーんなでPerfume」なんだなぁとしみじみ。
総論
アルバム曲はどれも良かったです。一聴しただけだと「ん?」と思ってしまうような曲もなかったとは言えませんが、いわゆるスルメ曲が多いと感じました。
アルバム全体としてのまとまりもあって、きちんと曲順に聴きたいアルバムです。
(今の若い世代でアルバムを曲順に聴く人ってそんなにいないような気がしないでもないですが……)
ただPerfumeの3人は結局宇宙探検をしてどこに辿り着いたのでしょうか?
そのへんはこのアルバムでは答えが出ていないのではないかなぁと思います。
これから(すでに始まってますが)ツアーもあるし、海外にもいくし、あるいはもっと先の活動を通してその答えが出てくるのかもしれませんね。そう考えると今からわくわくします。
あと現在『FLASH』が配信等で結構好調なようなので、その売れ行きがどうなるのかも今後気になるところです。